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気がつくと私の手には…
赤溜を入手後、1ヶ月もたたないうちに購入するに至った万年筆です。

初期状態の赤溜(未調整)が今ひとつの書き味だったため、日本橋三越で開催された
中屋フェアに持って行き、調整してもらったのですが…

IMG_0872s.jpg

気がつくと私は三越をあとに日本橋の街を歩いており、なぜか手にしている手提げ袋の
中には、桐箱に納められたこのライターモデルピッコロサイズ黒溜太字が…
しまった、やられた… 

というか、やっちゃいました(笑)

IMG_0877s.jpg

中屋万年筆 ライターモデル ピッコロサイズ 黒溜。
赤溜に勝るとも劣らない、つややかなボディーです。
インクフローは多めにしてもらいました。
インクが淀みなくトロトロとあふれ出て、書き味は大変素晴らしいものです。

IMG_0879s.jpg

キャップを差して書くようには作られていないらしく、差しても安定しませんが、本体だけ
だと短くて書きづらいので差して書いています。
深く差すと傷が付きそうなので軽く浅く…ですが、今のところ傷にはなっていません。
(購入時に中屋の吉田さんは『あと3ヶ月ほど経てば漆が硬くなり、傷が付きにくくなる』
と仰有っていました。)
筆記時の、長さと太さのバランスも気に入っています。

黒溜

あえて不満な点を挙げるとしたら、キャップを深く差せないので多少ぐらつくことと、軽いので
手にしっかりと収まる感じがしないことでしょうか。
実は同じピッコロサイズでも、バランスコントロールモデルのヘアライン仕上げのタイプは、
差したキャップが安定するし手にしっかりと重みを感じさせるし、という素晴らしいものです。

その存在を知ったのは、黒溜購入後、日本橋丸善の世界の万年筆まつり展での中屋のブース
を覗いた時でした。そこには、仙台の大橋堂さんも出展されていました。
昨年3月、震災のちょうど1週間前のことです。

今日で1年になりました。
震災で亡くなられた方々に、あらためて追悼の意を捧げます。


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